2010年07月23日

ツール・ド・フランス第17ステージ、アンディ、ツールマレーを制す!

ツール・ド・フランス公式ページ

ツール・ド・フランス第17ステージは、ポーからコル・ドュ・ツールマレーまでの174km。
休養日明け、そして最後の山岳ステージとなったこのステージは、4級山岳1つと1級山岳2つを越えた後に、ゴールは一昨日通った超級ツールマレー峠への山頂ゴール。というか、最後の1級山岳スロール峠のあたりからゴールのツールマレー峠までは、一昨日通ったコースをちょうど逆向きに走ることになる。
総合争いで8秒遅れているアンディ・シュレック(チーム・サクソバンク)がコンタドール(アスタナ)逆転で総合優勝を勝ち取るためには、このステージでコンタドールを離してゴールすることが非常に重要なことなのだけど、果たして2人の戦いはどうなるのか。

結局最後は、シュレックとコンタドールのものすごい戦いでした。
最後のツールマレー峠への登り、残り10km付近でシュレック、総合争いの逆転をかけて猛然とアタック。それを追走できたのはコンタドールのみ。総合3位のサンチェス(エウスカルテル)、4位のメンショフ(ラボバンク)らは、すべて取り残されてしまい、勝負はいよいよ8秒差のこの2人の争いに。

この後、霧と雨のツールマレーへの登り、序盤から逃げていた7人の一人、コロブネフ(チーム・カチューシャ)をあっさりパスし、2人が登っていく。
先頭はいつもマイヨブランのシュレック。シッティングで後ろを振り返ることもなく、淡々と加速していく。その後ろからマイヨジョーヌのコンタドール。ダンシングで着いていくが、なかなか前に出ない。出られないのか、出ないのか…。
コンタドール、少し表情が硬い。第15ステージのことで観客から何か言われているようなシーンも。

ずっと後ろに着いていたコンタドールが全力でアタックを仕掛けたのは、残り4km付近。やはりすでに2度のツールの覇者としてのプライドもあるのだろう。激しい加速でシュレックを振り切ろうとする。しかし、シュレック、ちぎれない。
結局コンタドール、シュレックに追いつかれる。シュレック、コンタドールに厳しい顔で何かを話しかけ、再び先頭に出る。コンタドール、さらに険しい顔に。この後、コンタドールが再び前に出ることはなかった。

この後、何度かシュレックがスピードを上げようとするシーンもあったが、コンタドール離れず、そのままゴール前に。
コンタドール、もはやゴール前で争うことはせず。そのままアンディ・シュレックが先頭でゴール。右手で力強くガッツポーズ。そのままゴールラインを通過。第8ステージのモルジヌ・アヴォリアズの山頂ゴールに続いての2勝目だ。
コンタドールはその横を硬い表情でゴールで2位。優勝したシュレックが互いに健闘をたたえ合うが、コンタドールの手の力は弱く感じてしまった。

ステージ3位には、シュレックとコンタドールに置いて行かれた総合上位の集団からアタックしたロドリゲス(チーム・カチューシャ)が1分18秒差。その後、ヘシュダル(ガーミン・トランジションズ)が1分27秒差の4位、そして総合3位のサンチェス(エウスカルテル)が1分32秒差の5位、総合4位のメンショフ(ラボバンク)が1分40秒差の5位でゴールした。
日本の新城(BBOXブイグテレコム)は28分17秒差の100位でゴール。そして、31分39秒差の161位でゴールしたマキュワン(チーム・カチューシャ)はゴールでウィリーをして観客にうけていた。

総合成績はトップ6までの順位は変わらず。総合リーダーはコンタドール。2位のシュレックとの差は8秒のまま。シュレックは総合リーダーを奪取することが出来ず、総合争いでかなり苦しくなった。総合3位に2分32秒差のサンチェス、4位は3分53秒差のメンショフ、5位は5分27秒差のヴァンデンブロック(オメガファルマ・ロット)、そして6位に6分41秒差のヘーシンク(ラボバンク)。
総合ポイント賞のフースホフト(サーヴェロ・テストチーム)、総合山岳賞のシャルトー(BBOXブイグテレコム)、そして総合新人賞のシュレックは変わらず。この後山岳ポイントは1つもないので、シャルトーの総合山岳賞が確定した。

それにしても、前半から逃げた7人の逃げもすばらしかったし、その後を追うサストレ(サーヴェロ・テストチーム)も…、と思っていたのだけど、やはり最後のツールマレーでのコンタドールとシュレックの争い、ものすごいものがありました。えらいものを見てしまったですね。
しかし、ここでシュレック、差をつけられず、この後のタイムトライアルを考えると、コンタドールの総合優勝が濃厚になってきた感もあります。とはいうものの、8秒差。まだまだ何があるかわからないのも確かです。
サンチェスとメンショフも3位の表彰台争い、まだわからないです。

そして明日は久々に平坦ステージ。まだ確定していない総合ポイント賞争いで、フースホフトとペタッキがしのぎをけずるのでしょうか。新城選手の活躍も楽しみです♪

posted by ばりさく at 02:21| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車ロードレースなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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