というわけで、時間に間に合うよう立ち飲みを切り上げて、今日も帰ってツール・ド・スイス。
今日のコースは超級のフルカ峠、スステン峠を越えて、1級のグリムセル峠への山頂ゴール。厳しいコースです。
テレビをつけて見出したときにはすでに2つめの超級山岳、スステン峠を越えたあたり。山頂あたりには雪も残っている。
十数人の先頭集団からエルミガー(AG2R)が抜け出して逃げているあたり。それを追ってグセフ(ディスカバリーチャンネル)とベアト・ツベルク(ゲロルシュタイナー)、その後ろに8人ほどの集団、そして大きく遅れてメイン集団、というところ。
エルミガーの下りでの逃げがすばらしくて、メイン集団との差がどんどん離れていく。スステン峠から下ったところでは、後続のグセフらに1分ほど、その後ろの追走集団には2分ほど、そして大集団とは6分近い差になっていた。まあ、総合に関係ない選手の逃げということで、ある程度意識して逃がしたのだろう。そのまま選手たちは最後のグリムセル峠への登りに。
登りに入ってエルミガー、ペースが落ちる。後ろから追走してきたグセフとB.ツベルクに追いつかれて、追い抜かされてしまう。グセフが快調に加速してエルミガーそしてツベルクも先頭から脱落、グセフの単独の逃げとなる。
後ろの集団も登りで徐々に小さくなり、その中からホーナー(プレディクトール・ロット)がアタック。先頭のグセフを追い出した。ただし快調なグセフとの差がなかなか縮まらない。
さらに後ろからはメイン集団が追走。徐々に遅れていく選手を置き去りにして山岳を登っていく。途中グロムザーらがアタックするも逃げ切れず、しかし、この集団もグセフはもとよりホーナー、そしてそれから遅れた3人(クレーデン(アスタナ)、ブルセギン(ランプレ)、ツベルク)にも追いつけない。
それにしても、凄い景色。元々氷河が削った山肌だったのだろうか、その水をせき止めるために巨大なダムのコンクリートの壁が。壁にはなにやら絵の書いたこれまた巨大なタペストリーが飾っている。そして上にいけばいくほどガスが…。
結局最後はウラディミール・グセフがそのまま逃げ切ってゴール。余裕でジャージのファスナーを閉め、両手をあげたあと、彼が所属するチームのスポンサーであるディスカバリーチャンネルのロゴを指さしてゴール。ひょっとしたら「来年もスポンサーやってよ〜」と言いたかったのかもしれない。ゴール後は勢い余って落車してしまった。こんなとこで落車してどうすんねん(笑)
2位にはホーナー、そして3位にはクレーデンがゴール。結局5位のツベルクまで「逃げ切った」のだった。
総合成績は昨日リーダージャージをダッシュしたウラディミール・エフィムキン(ケースデパーニュ)が今日も上位でゴール、総合リーダーを守った。総合2位には昨日まで4位だったキルシェン(T-モバイル)がゴール前で加速して24秒差に差を詰めてジャンプアップ。昨日まで総合2位だったゴメス(サウニエルデュバル)は大きく遅れたので、総合3位にはウラディミール・カルペッツ(ケースデパーニュ)が30秒差。
なんか今日は「ウラディミール」が目立つステージでした。せっかくなので、この文章も敢えて「ウラディミール」の人だけ名前をつけて書いてます(笑)
いよいよツール・ド・スイスもあと2日。明日も最後は今日よりは難易度が低いとはいえ、山頂ゴール。6位のクネゴ(ランプレ)までは1分以内の差。果たして明日総合優勝を決める動きが出るのか、それとも最終日の個人タイムトライアルまでもつれるのか。
いよいよ佳境のツール・ド・スイス、明日のステージも楽しみです♪



