2007年06月25日

ツール・ド・スイス第9ステージ。カンチェ、強すぎ!カルペッツが総合優勝!

ツール・ド・スイス公式ページ(ドイツ語)

夜は今日もツール・ド・スイス。今日は最終の第9ステージ。ベートーベンの第9は長い曲だけど、こちらはベルン郊外を周回する33.7kmの個人タイムトライアル。一人で走らないと行けないし、結構上り下りがあるので厳しいレースだったようだ。

放送が始まったときには、すでに去年のTTの世界チャンピオンが走り終えていた。総合90位(ということは、おそらく48番目のスタート)のカンチェラーラが途中で前を走るオロス(エウスカルテル)、さらにチームメイトのルンド(CSC)をも追い抜く快走で一人別次元の世界。
ベルンはカンチェラーラの地元だそうで、モチベーションもむちゃくちゃ高かったのだろう。それまでトップタイムだったオグレディ(CSC)のタイムを3分20秒も上回る41分46秒という好タイムでゴールし暫定トップに躍り出る。
その後、シューマッハ(ゲロルシュタイナー)もカンチェラーラのタイムに33秒遅れの42分19秒で暫定2位。この2人のタイムがなかなか破られないまま、しばらくレースが続く。
カンチェラーラに迫るタイムを出したのがクレーデン(アスタナ)。第1チェックポイントではカンチェラーラのタイムを上回ってこの地点での暫定トップ。期待が高まったが後半速度が落ちて、最終的にはそれでもシューマッハのタイムを7秒上回りカンチェラーラから20秒遅れの42分6秒でゴール。暫定2位に。そしていよいよ総合上位の選手たち。

トップ10の選手たちは登りに強い選手が多く、タイムトライアルは比較的苦手な選手が多い感じだったが、その中で好タイムを出したのがデヴォルデル(ディスカバリーチャンネル)。先にチームメイトのグセフが出した42分51秒のタイムをわずか1秒上回る42分50秒でゴール。暫定4位に躍り出る。総合8位のグロムザー(ヴォルクスバンク)や総合6位のクネゴ(ランプレ)、総合5位のカラーラ(ユニベット)も山岳の選手の割りには好タイムでゴールする。特にカラーラあたりは表彰台に手が届きかけていて、後の選手次第では表彰台もありうるところだけに相当がんばったのだろう。
しかし、総合4位のシュレック(CSC)、確かタイムトライアルはそこそこ得意だったんじゃ?と思ったのだが、少なくとも今日は伸びない。第1チェックポイントで大きく遅れてしまった。あのひょうが降ったステージ以降、うまくいかないまま終わってしまった感じ。結局カンチェラーラから2分50秒も遅れて、ゴール。

その不調なシュレックの次にスタートしたのが、今日総合順位をひっくり返してリーダージャージを着るんじゃ?とも噂されてたカルペッツ(ケースデパーニュ)。噂以上の快調な走りでどんどん加速していく。途中のチェックポイントではカンチェラーラやクレーデンにはおよばないものの、彼らに迫るタイムで走り続ける。
その次のキルシェン(T-モバイル)はこちらもあまり早くない感じ。第1チェックポイントで暫定3位に転落。ただ、大崩はしないまま順調に走っていく。
そして最後にリーダージャージを着たエフィムキン(ケースデパーニュ)。ただし、このエフィムキン、タイムトライアルは苦手のようだ。第1チェックポイントではカルペッツに1秒差に迫られ、第2チェックポイントではカルペッツ、そしてキルシェンにも抜かされて暫定の3位に転落。しかし、まだレースは残されている…

カルペッツ、カラーラがゴールした直後にもうゴール前に現れた。やはり早かった。42分52秒の好タイムでグセフ、デヴォルデルらに続いて暫定6位。そしてこの時点で総合では暫定リーダー。後はキルシェンとエフィムキンを待つだけ。しかし、キルシェンはタイムが伸びず44分2秒の暫定15位でゴール。さらにエフィムキンは大きく遅れてしまった。トップのカンチェラーラから3分22秒差の45分8秒、ステージ38位でゴール。
この時点でカンチェラーラのステージ優勝とカルペッツの総合優勝が決まった。カンチェラーラは最後の地元のステージで今年のツール・ド・スイスの有終の美を飾った。ステージ2位はクレーデン、ステージ3位はシューマッハ。

総合は大きく順位が入れ替わった。昨日まで総合リーダーだったエフィムキン、今日のブレーキで総合6位に転落。変わって昨日まで総合3位だったカルペッツが一気にジャンプアップして総合優勝を遂げた。
総合2位には途中からずっと2位のキルシェン。そして3位には総合7位だったデヴォルデルが一気に順位を上げて、最後の最後で表彰台をゲットした。のカラーラも秒単位で同タイムだったのだが、10分の1秒単位で遅れていたのかわずかにデヴォルデルに及ばず総合4位。

ちなみに日本人で唯一出場の別府(ディスカバリーチャンネル)。個人タイムトライアルは比較的得意と言うことでステージ57位でゴール。総合124位でツール・ド・スイスを終えた。
急遽呼ばれた割りにはうまく仕事をこなし、最後まで無事走りきった。みごと。

しかし、今年のツール・ド・スイス。ほんと見どころが多かったので楽しかったです。景色もやはりスイスの風景、他の国と比べてもとってもすばらしかったです。
やはり自転車ロードレースの放送はレースと景色と、2度楽しまなきゃね(^^)

そしていよいよ次の次の土曜日、7月7日からはツール・ド・フランスが始まります。今年はロンドンスタート。果たしてどんなレースになるのでしょうか。楽しみです♪
posted by ばりさく at 01:41| 大阪 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車ロードレースなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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