2007年07月18日
ツール・ド・フランス 第9ステージ。ステージ優勝はゼッケン番号の一番大きいソレル!
ツール・ド・フランス公式ページ
今日の第9ステージは、ヴァルディゼール〜ブリアンソンの159.5km。序盤に超級のイゾラン峠、そして後半に1級のテレグラフ峠を越えておなじみ超級のガリビエ峠を越えて下ってゴールの、今日も厳しいステージ。
やはり勝負はガリビエ峠、そして若い2人でしたねえ。
なんと言っても一番驚いたのは24歳のソレル(バルロワールド)。ガリビエ峠の登りでいつの間にか集団から抜け出して、一気に先頭を走ってたポポヴィッチ(ディスカバリーチャンネル)、アスタルロサ(エウスカルテル)らに追いつき、一気に追い抜かしていく。すごい早い!唯一彼に着いていけたポポヴィッチも途中でおいていってしまって、単独の逃げを決めてしまった。
後ろから追い上げるメイン集団にむしろ差をつけてガリビエ峠の山頂を1位で通過、これで総合山岳賞が2位確定。そして、単独でひたすらゴールのブリアンソン目指して下っていく…
それを追走したのが、やはり24歳のコンタドール(ディスカバリーチャンネル)。バルベルデ(ケースデパーニュ)らのアタックで小さくなったメイン集団から単独でアタック。これまたすごい勢い。まるでコンタドールだけ道の勾配が違うのか、エンジンでもついてるの?って勢い。エヴァンス(プレディクトール・ロット)とバルベルデが着いていけませんでした。
コンタドールはガリビエの山頂近くでソレルから遅れて単独で走っていたチームメイトのポポヴィッチと合流、ソレルから2分5秒遅れで2人で山頂を通過し、下りでソレルを追走する。
果たしてソレルが逃げ切るのか、ポポヴィッチとコンタドールが追いつくのか、ちょっとどきどきの展開でした。
総合リーダーのラスムッセン(ラボバンク)やマヨ(サウニエルデュバル)、バルベルデ(ケースデパーニュ)らを含むメイン集団は13人で、3分15秒遅れでコンタドールとポポヴィッチを追走。しかし、始まる前はツール・ド・フランス総合優勝の最右翼だと言われていたヴィノクロフはメイン集団から1分40秒遅れで山頂通過、補給を取るもいらだちでか、地面にたたきつけている姿が印象的でした。
下りでエヴァンス、アスタルロサを吸収。途中、メイン集団が2つに分かれたりしたりしてどうなることかと思っていたのだけど、最終的に前のポポヴィッチ、コンタドールらも含めて合流、ゴールへと向かう。
しかし、ソレル、下りで差を縮められたものの、結局最後まで追いつかれない。ゴール前1kmの手前からいきなり上りになって最後は苦しそうに坂を上っていく。ゴール直前になって後ろを振り返るが誰もいない。
そのままソレル、両手を挙げてゴール。コンチネンタルプロチームのバルロワールド所属のゼッケン番号が一番大きいソレルが見事ステージ優勝を飾った。
後ろからは小さくなったメイン集団のスプリント。6人ほどの集団からバルベルデがアタック、エヴァンスが追う。さらにコンタドールも追いかけるが離されてしまった。そのままバルベルデがステージ2位でゴール。エヴァンスが3位。その後ろからコンタドール、さらにマイヨジョーヌのラスムッセンとマヨ、ライプハイマー(ディスカバリーチャンネル)がゴール。
総合成績は、ラスムッセンの総合リーダーは変わらないが、今日ステージ2位だったバルベルデが2分35秒差の総合2位に躍り出た。総合3位は2分39秒遅れでマヨ。昨日まで総合2位だったゲルデマン(T-モバイル)は6分45秒遅れの16位に後退、新人賞ジャージも失った。
そしてヴィノクロフは今日も大きく後退。8分5秒差の21位となり、総合争いからほぼ脱落してしまった。去年あんな事があって出られなくなり、今年こそ、という思いで出場したのだろうだけに、残念。ゴールで泣き崩れるシーンはちょっとショックでした…
それにしても、激しいステージで、若いソレル、そしてコンタドールの活躍が印象的でした。一方ヴィノクロフがとても残念。そしてエヴァンスはなにをしてるのでしょうね、的なステージでした。
明日からはピレネーまで再び平坦基調のステージが続きます。久しぶりに平坦系の選手の逃げとゴールの集団スプリントが見られそう。楽しみです♪
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