2007年08月20日

ヴァッテンフォール・サイクラシックス、思わぬ最後に…


ヴァッテンフォール・サイクラシックス公式ページ(独語)

ということで、10時からじっくり見てました。
ヴァッテンフォール・サイクラシックスはドイツのハンブルグ郊外をくるくると周回してハンブルグ市内でゴールする229.1kmのレース。特に中盤から後半にかけて3回通過するヴァゼベルグの15%の劇坂、特にゴール手前15kmほどの最後の通過が勝負の分かれ目になるかも、なレース。

今年もその最後の坂から大きな動きが。坂への登りで激しく先頭を争う中、ヴェーゼマン(ゲロルシュタイナー)がアタック、これにポッツァート(リクイガス)らが追いつき小集団で坂を越える。後ろの集団はこの登りでバラバラになり、先頭の選手から少し差が開いてしまった。
この集団にミラー(サウニエルデュバル)、ベッティーニ(クイックステップ)らも追いつき、逃げる動きを見せかける。このままうまく逃げれたらおもしろいなあ、と思ったのだけど、この集団にベンナーティ、ナポリターノとランプレのスプリンターもこの集団に追いついてしまい、後ろからも徐々に選手が追いついて大きな集団となって、一旦逃げが収まってしまった。

この集団から昨日までのドイツツアーで総合優勝を遂げたフォイクト(CSC)、さらにクイックステップの選手もアタックするが決まらず、残り10kmを切ってさらにフォイクトが再度アタック。これにリッコ(サウニエルデュバル)、ベッティーニ、ラストラス(ケースデパーニュ)、さらにヴェッカネン(フランセーズデジュ)が加わり、これは期待できそう、と思ったのだけど、フォイクト以外の先頭集団の選手、先頭交代に加われず、結局これも悔しそうなフォイクトのアクションを残して集団に吸収されてしまった。
さらに残り6kmほどでジェラン(AG2R)とグセフ(ディスカバリーチャンネル)がアタック、これも後続のメイン集団の追いが、押さえていたのか追いつけないのか、なかなか差が縮まらずどうなるかと思ったのだけど、これも結局残り2kmほどで捕まってしまい、いよいよ集団スプリントの様相。ただし、やはり残り2km付近で起きた落車でフースホフト(クレディアグリコル)が落車、ボーネン(クイックステップ)もすでに落車して脱落しており、そうなるとランプレのどちらかなのか、もしくはフレイレ(ラボバンク)なのか…

集団の先頭には序盤から逃げていたローウィクのおかげで選手を温存出来てたラボバンクがトレインを築いて残り1km。フレチャ〜ファンボンと来て、いよいよ最後の発射台ハイマンに。その後ろにアーベルマート(プレディクトール・ロット)を挟んでフレイレ。
右からバッラン(ランプレ)がナポリターノを引っ張って集団の先頭に、と思ったら、バッランの後ろにナポリターノがいない。あれ?とハイマン、後ろを見る。同じタイミングで後ろを見たバッラン、ハイマンが目をそらせているのを見て、しめた、チャンス、とばかりに一気にアタック。集団から飛び出して差をつけてしまった。

一瞬あいた差だったが、この差がなかなか縮まらないままバッラン、そのままゴール前へ飛び込んで行く。彼の後ろから集団が必死に追走する。ゴールライン直前、ようやく集団がバッランのすぐ背後に迫る。バッランの後ろ、左からフレイレ、右からキオレック(T-モバイル)、激しいスプリントでバッランに迫る。ゴールライン、フレイレは自転車を投げて並びかけた。
しかし、勝利はバッラン、最後は両手を挙げて投げキスをしながらゴール。って2位のフレイレとの差はほんのわずか。バッラン、一つ間違えたらいつぞやのツァベルみたいになるところだった(あのとき勝ったのはフレイレだし)。3位にキオレック。
ちなみに日本人で出場した別府選手はバッランからわずか5秒差のなんと20位でゴール。
19位がイタリアチャンピオンのヴィスコンティ(クイックステップ)で、21位がドイツチャンピオンのウェーグマンという感じで、並み居る有力選手たちの中でこの順位はすばらしいですね。終盤に先頭に顔を出すシーンもありましたし。
スキルシマノから出場した品川、廣瀬両選手は途中リタイアだったようです。

それにしても、終盤激しい展開、そして最後の思いがけないバッランのアタック、最後までどうなるのかわからないレースでどきどきしながら見ていました。
来週のエネコツアーを挟んで9月に入るといよいよブエルタ・ア・エスパーニャ。まだまだ楽しみです♪
posted by ばりさく at 01:06| 大阪 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車ロードレースなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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