2007年09月04日
ブエルタ第3ステージ、今日も大混戦!
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
今日の第3ステージはビベイオ〜ルアルカの153.0km。ブエルタのイメージとはちょっと違うけど、緑の美しいアストゥリアス地方の風景がまたきれいで、またゴールの街ルアルカの海岸の景色もなかなかいいなあ、と。一度行ってみたいものですが…、とりあえずテレビで楽しむのが吉か…
今日のレース、最後の3級山岳アルト・デ・ボビアで激しく動いた。それまで山岳賞リーダーのマルティネス(カルピンガルシア)、バジェーホ(リラックス・ガム)、デラフエンテ(サウニエルデュバル)の3人が逃げていたのだが、この登りでいきなりベッティーニで勝ちたいクイックステップが加速。この加速でそれまでも徐々に詰まっていた3人と大集団の差が一気に縮まり、アルト・デ・ボビアを通過してすぐマルティネス、そしてバジェーホとデラフエンテが捕まってしまう。
下りでは今度はエウスカルテルがメンバーほぼ全員前に集結してものすごい勢いで引き出す。アップダウンとカーブが多い危険な下りで選手は縦に長く伸び、徐々に分断されて行く。坂を下りきったところでそのエウスカルテルに再びクイックステップが加わり、この2チームが先頭を引きまくって集団をさらに分断させていく。
しかし、エウスカルテルに思わぬトラブルが。途中のバナーのところでおいてあったパイロンに選手が引っかかる。前から転倒し、激しく自転車が吹っ飛んだ。転倒したのは準エースのスベルディア。この転倒でエウスカルテルは先頭を引くのをやめてしまった。
しかし、クイックステップの加速は止まらない。徐々に集団が戻ってきつつも多くの選手を遅らせたまま、ゴールのある風光明媚なルアルカの街に。
一旦ゴールの近くを通過、海岸線からリアス式海岸の丘の方への結構厳しい登りになっている。そこからさらに登った後、一旦下って再び海岸線から登る坂へ。ゴール前の厳しい登り。まるでミラノ−サンレモのようだ。
登りでクイックステップが加速、さらにシューマッハ(ゲロルシュタイナー)が加速するが決定的な動きにならず、そのままゴール前へ。
ゴール前になって、デーヴィス(ディスカバリーチャンネル)がすばらしい加速で先頭に出る。それを追って左からレベッリン(ゲロルシュタイナー)、右からベッティーニ(クイックステップ)。レベッリンはデーヴィスについて行けなかったが、ベッティーニはスプリントも強い。デーヴィスを右から追い抜く。その後ろから今日もフレイレが迫る。フレイレ、ベッティーニのさらに右から追い抜こうとするが、前にいるベッティーニと右にあるフェンスに阻まれて前に行けない。進路妨害だ、とアピールするも、ベッティーニ、そのまま両手を挙げてガッツポーズでゴールラインを通過した。
ベッティーニ、なんと今年初めてのプロツールのレースでの勝利が、ブエルタでのステージ優勝となった。2位にはゴール後も抗議していたフレイレ、3位にはデーヴィス。
総合成績は総合リーダーがフレイレ、2位にデュケ(コフィディス)、3位にツァベル(ミルラム)と、昨日とほぼ同じようなメンバー、だが、今日エウスカルテルやクイックステップがレースの終盤に引きまくったおかげで、集団が分断し、かなりの選手が遅れてしまったので、結構なタイム差がついてしまった。落車したスベルディア以外は総合争いをしそうな選手で大きく遅れた選手はいないようだが。
総合スプリント賞はこちらもフレイレ、そして総合山岳賞は今日も果敢に逃げたマルティネスがジャージを守った。
ただ、明日は早くも山頂ゴール、しかも超級の、である。いよいよ本格的にタイム差が着きはじめて来るに違いない。そして誰が総合争いに加わり、誰が脱落するか、も明日で見えてきそう。楽しみです♪
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