2008年03月30日

村井 吉敬著『エビと日本人U』


「エビと日本人U」である。「U」とあるからには「エビと日本人 (岩波新書)」があるわけで、20年前にその「T」とも言うべきエビと日本人 (岩波新書)を読んだのだが、当時いわゆるバブル景気で沸き返っていた日本人がなにげなく飽食していたエビ、そのエビがどのようなところでどのように獲られ、われわれの食卓にのぼっているかを書いた本だった。
食をめぐる問題、そしてそれに関する日本の無関心と言った、今に通じる問題がそこには書かれていた。

そして、「U」である。
話は4年前に発生したスマトラ沖地震・津波から始まる。この地震で被害を大きくした一因がマングローブの伐採にあり、その伐採はエビの養殖池やマングローブ木炭を作るため、そしてそれらの多くは日本にも輸入されているのだ。
この話を皮切りに、エビの養殖種や養殖池の話、食のグローバル化などの話が続く。「食のグローバル化」によってエビの養殖池のあるインドネシアの人々は安くて過酷な労働を強いられ、われわれ日本人はそのエビ加工しているインドネシアの人に思いをはせることもなく電子レンジで「チン」でエビを飽食している。
生産者/消費者のお互いの顔の見えなくなった食のあり方の問題がそこにあるのではないだろうか、ということに思い当たる。

20年という間を隔てて出版されたこの本には、20年前の状態よりもさらに深刻な問題が書かれているような気がする。
それはエビ以外でも、昨今いろいろと発生している食に関する事件とも関わりがあるのではないだろうか。そういうことを改めて思い返させてくれる本である。
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2008年03月08日

坂口孝則「牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学」

ひょっとしたら、このBlogを見ている方の中にも、牛丼が常食だとか牛丼大好き、って方も多いと思いますが、そんな牛丼一杯の利益って9円?なぜ?というところから、この本は始まります。

牛丼の原材料と原価やお茶、しょうがなどの費用、アルバイトの人件費、家賃、光熱費…、普段なにげなく食べてる牛丼の値段とか利益ってこんな感じなのだなあ、と改めて思わされたりして。
さらに、様々な商品の利益を試算して行くなかで、利益に仕入れがどのように関わっていくか、そしてそれらの仕入れをめぐる、現場での駆け引きだとか、とんでもない話など、結構具体的な話が書かれてて、面白いです。
途中にある「無知な相手に高く売りつける方法」なんて、そういや…、と思う人も多いんじゃないかな。
でも、世の中では「仕入れ」と「利益」をめぐる攻防が、今日もあちこちで繰り広げられているのですねえ…

文章も著者が「経済的な知識や、数学の知識、そして難解な前提知識は不要です。」と述べているようにわりかし平易な文章で書かれていて、ちょっと勉強としてこっち関係を読みたいのだけど、難しい本は…、と言う人にもなかなか良い本ではないでしょうか。
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2007年08月10日

武田 邦彦著 環境問題はなぜウソがまかり通るのか


日垣隆さんのメルマガ、「ガッキィファイター」7月27日号の絶対お薦め本に載っていて、さらに著者の武田さんと日垣さんの対談も載っていて、どんな本かと思って買ってしまいました。
自分が常々思っていたことがきちんと書かれていて、前半は電車の中で、ニタニタ笑いながら読んでました(怪しい…)

上記のメルマガの対談で武田さんがこの本の柱として、

・リサイクルされていると言われているものが、リサイクルされていない
・地球温暖化の影響で南極と北極の氷が解けても、海水面が上がらない
・ダイオキシンの毒性は実は弱い

の3つをあげられていてふむふむ、と。実はそれよりも悲観的なことが終盤に書かれているのですが、まあ、とりあえずそれはそれとして、一部マスコミが喧伝することを信じてる人にとっては、「え、そんな馬鹿な?」という話、でも私はきっとこちらの方が真実だと思ってるんですけどね。

一度読んでおくことをおすすめしたい本です。

しかし、洋泉社のページを見たら、一番上に出ているこの本の下には…、う〜む。

武田邦彦さんのホームページ
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2007年01月27日

マルセル・エイメ「壁抜け男」

お昼に耳鼻科に行ってその帰り、駅前のブックワンに立ち寄る。本屋も久しぶりだなあ。
本をぼんやり眺めているうちに、マルセル・エイメの「壁抜け男」が出ていた。
エイメは、知らない人も多いでしょうねえ…。「壁抜け男」は劇団四季が芝居にしているので、そちらで見た人もいるかもしれないけど。
独特のパリのアンニュイな雰囲気な雰囲気と、独特の不思議な世界の小節が好きで本を見つけたらだいたい買うようにしているのだ。たとえば、「2日に1日しかこの世に存在しない男」の話だとか、「登場人物をみんな殺してしまう小説を書く作家のところへあらわれる小説の主人公の妻」の話だとか。
まあ、面白さの割りには意外に知られてない作家だと思いますけどね。今回も早川文庫の「異色作家短編集」というシリーズに入っているし。昔は文庫本も何冊か出てたけど、全部廃刊になってしまったんだろうなあ…

万人向けとは言えないけど、個人的には大変好きな作家です♪
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2007年01月14日

漢詩+関西弁=?…(笑)

桃白 歩実著:関西弁で愉しむ漢詩

帰りに樽金盃に寄ろうと思ったら満員で入れず、ちょっと時間を…、と梅田の紀伊国屋書店に行って適当に空いているところを歩いてたら、漢詩のところで見つけてしまった。
「ん?関西弁で漢詩?…ま、まさか?!」と思って読んだら、当たり!だった(笑)
一般に漢詩ってのは難しいことになっている。まあ、文字が漢字ばかりだし、漢字も難しい字が多いし、単語は昔の事を引用していて意味がわかりにくいし(「不惑」で40歳を指すとか、ね)、お経みたいだし、なにより学校の勉強でやらされてたので、見ただけで拒否反応を示す人も多いと思う。一応、中国文学科卒(ただしスレスレで)の私でも普段はあまり漢詩を見ることがないですから。
でも、こういう風に関西弁で今の自分たちの言葉に直して、というのは、意外に盲点だったんじゃないかな?すっごい面白いし、わかりやすい。作者の桃白歩実さん、ナイスアイディア(^^)

たとえば、有名な陶淵明の「帰去来辞」、最初の四節は本来こんな感じ:

(原文)
帰去来兮
田園将蕪胡不帰
既自以心為形役
奚惆悵而独悲


(読み下し文)
帰去来兮(かえりなんいざ)
田園将(まさ)に蕪(あ)れなんとす 胡(なん)ぞ帰らざる
既に自ら心を以(もっ)て 形(からだ)の役(しもべ)と為す
奚(なん)ぞ惆悵(ちょうちょう)として独り悲しまん


ここまでは昔漢詩で苦しめられて来た記憶がぁ〜っ!という方も多いだろうが、これを桃白歩実さんが関西弁に訳すと、こうなってしまう…

(関西弁訳(笑))
さぁ 帰ろか〜
イナカの田畑は荒れ放題や
これは帰らなアカンやろ
心が自由ちゅう世界で
何をウダウダせなアカンねん

いや〜、ええやん(^^)
思わず、陶さん、河内の農家の出ですか?と質問したくなってしまう。
こんな漢詩が55編。もちろん、かなりの意訳なわけですが、ちゃんとした訳文はもちろん大切だけど(もちろん、原文、読み下し文、訳文に桃白さんの著関西弁超訳と短文が載っている)、一方であまり漢詩に親しんだ事がない人でもわかるような、こんな意訳で読むのもいいのではないかと。
まあ、試験対策にはならないでしょう。ご本人のまえがきにも「学生さんたち、テストには書かないようにお願いします」などと書いてます(笑)

そんなわけで、漢詩+関西弁のコラボでなかなか楽しめる1冊ではないかと思います(^^)

著者の桃白歩実さんは大阪在住だそうで、お酒も好きだそうなのでひょっとしたらどこかの飲み屋ですぐ隣で飲んでられたりしたかも(笑)
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2006年12月10日

武村政春著:「ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待」

奈良に行ったときに駅前の本屋でふとこの本を買ったのだけど、大当たりでした。
バスの中で、電車の中で、そしてうちでもしっかり読んでしまった(^^;;

この本は
こうした想像上の、現実との境界領域に存在していると思われる生物たちの世界の面白さを、生物学的な観点から探る

「まえがき」より

という本であります。面白いのは、実際に現実の科学としてある要素をふんだんに盛り込んで、現実との境界を微妙な感じにしてあるところだ。もちろんある程度の知識がある人ならわかるのですけどね。
たとえば、一番最初に出てくる「飛頭蛮」、この骨の構造や筋肉の構造がちゃあんと図になって出てくる。いや、これ知らない人がうっかり見ると信じそうなくらいうまく出来てるねえ。
そんな解説が「ケンタウロス」、「豆狸」、「ぬえ」、「カオナシ」…、と妖怪やらお化けやらいろいろ続いて全16話。

しかし、時々、あまりにわざとらしいヒッカケもあったりして。たとえば、タンパク質の名前に「ドラキュリン」とか「カマチン」とか、他にも「抗カエル男抗体」とか、でも「光反応性再配列」なんてのに至ってはほんとにありそう(たぶんない)。
こんな感じで学術的な言葉(彼らの学名すらしばしば載ってるし)をちりばめてあるのでそういうのが苦手な人にはちょっとつらいかもしれないが、昨今のヘタなトンデモ本やインチキ科学書なんかよりはよっぽど科学的でエキサイティング。楽しめます(^^)

著者の武村政春さんはこの本が出たときは三重大学の助手だったのですが、今は東京理科大学の講師をされているようで。趣味も落語、クラシック音楽、そば打ち、などと広いようなので、今後の活躍にも期待したいところです(^^)
posted by ばりさく at 21:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

日垣隆「知的ストレッチ入門」

いつもメルマガを読んでいる日垣隆さんの新刊本。~
「知的ストレッチ」ってなんぞい?ということがまず「?」で浮かぶと思うが(実際書店に聞いたらスポーツコーナーに問い合わされたりした人がいたらしい)、「長期的な目標だけでなく、目に見えやすい短期的 な目標を掲げて、それを一つずつ踏破して」「知的生産力を効率的に伸ばしてゆく」という方法、と理解していいのかな。
アウトプットを前提として、インプットを行っていく、それをどのように行っていけば効率よく生産性をのばせるかについて、日垣流の方法を紹介してあります。
もちろんそういうことについては人それぞれの部分もあるけど、あ〜、こんなやり方もあるのか、とか、いろいろ参考になるのではないかと思われますので、読んでみられることをお勧めしたい本です(誰にやねん)。
posted by ばりさく at 13:21| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

エリック シュローサー著「ファストフードが世界を食いつくす」

最近、阿部司さんの本の件でたくさんアクセス受けてるのですが、それを見ているうちに「こんな本があったなあ…」と思い出してしまいました。ちょっと古い本だけどなかなか衝撃的な内容。

一番びっくりするのは、アメリカでの食肉処理工場の実態なのかもしれません。自分の食べているものがこんな厳しい労働条件で不衛生なところを通ってやってくるのか、と思うと、う〜む、と思って困ってしまうところ。
アメリカ牛肉が輸入解禁となりましたが、この本を見ると、「ほんとにええんかいな?」と疑問符がたくさん浮かんで来てしまいます。もちろん、ちゃんとしたところが食肉加工をやっている、のでしょうけど…

じゃあ、日本の食肉は?という話は、鎌田 慧さんの「ドキュメント 屠場」が詳しいです。
posted by ばりさく at 01:09| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

土屋 賢二著:貧相ですが、何か?―哲学教授大いに悩む


散髪屋の帰りに駅前のブックファーストに行ったら、たまたま売ってました。よく見たら今日が発売日だったのですねえ〜。初版を初日に買ってしまいました(^^;;
この本は哲学者の土屋賢二さんが「週刊文春」に毎週掲載しているコラムをまとめたものですが、あいかわらず楽しむことが出来ます。すばらしい(^^)
これでしばらく楽しむことが出来ます。ゆっくり読もう〜っと!

土屋賢二さんのプロフィールは「土屋賢二の公式ホームページ[不完全版]」のプロフィールを見てもらうとわかるでしょうか。
先生自ら書かれた「芸術作品」のギャラリーもありますね〜♪
posted by ばりさく at 18:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

土肥志穂「人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか」


いよいよ今日からツール・ド・フランス開幕!ですが、この本はフリーライターの土肥志穂さんがそのツール・ド・フランスに対する思いを書いた本です。
2003年の激戦のツールの話から始まって、有名な選手だけでなく集団の後方にいる選手たちとかスタッフなどの話もあるような様々な視点からとらえられてて、とても面白かったです。テレビだと先頭を走る人しか映さないもんなあ、仕方ないけど。
これを見てからツールの中継を見ると、また違った楽しみ方ができるかも。
posted by ばりさく at 10:46| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

そもそも、「ダ・ヴィンチ・コード」という題名が…


"Leonardo da Vinci"の"da"は場所や時間を表す前置詞で、"Vinci"はイタリアにあるヴィンチ村のこと。フィレンツェの近くですね。確か去年のジロ・デ・イタリアでそのヴィンチ村を通りました(第8ステージ)。
そういうわけなので、"da Vinci"は「ヴィンチ村から来た〜」とか「ヴィンチ村出身の〜」という意味ですわ。前に"Leonardo"を付けると「ヴィンチ村出身のレオナルド」。ちなみにチャイコフスキーの曲には"Francesca da Rimini"なんてのもありますな(^^)
だから、「ダ・ヴィンチ・コード」だと「ヴィンチ村出身の〜、コード」(機械翻訳風)となって、なんか変だと思うんですけど。でも、「レオナルド・コード」だとわかりにくいか…(笑)

題名はともかく、中を読んでてしばしば悩んでいたのが、ルーブル美術館の館長が英語でダイイングメッセージとも言える暗号を残すし、その孫娘でこの話のヒロインもやたら英語ぺらぺらしゃべるし(というか自宅では英語しかしゃべらせてもらえなかったらしい)、確かフランス人って自国語を大事にするという話を聞いていただけに、この英語だらけの展開は不思議な感じですねえ。著者が英語圏の人だから?
その後の展開についてはネタバレになりそうなので書かないけど、文庫本で上・中・下と3巻読んで、ふーむ、と言った感じ。最後がちょっとわかりにくかったけど。
暗号についても、ああ、そうですか、と言ったくらいの感じかな。フィボナッチ数列とかそれなりに知識があったせいかもしれないけど。でも、暗号自体はセキュリティ的にそれほど強くなさそうな感じ。

どちらかというと、欧米で話題になったのは、聖杯とその周辺をめぐるキリスト教の教義に関しての話なのでしょう。カトリック教会でキリストが独身とされているとは知らなかった。結婚しているとも思ってなかったけど。すみません、キリスト教徒でないのでそんな認識です。そんな私にはこのあたりの感覚はわからないです。
この部分についてはディスカバリーチャンネルあたりで何回か、この謎解きシリーズみたいなのをやってて、個人的にはそちらの方が面白かったりして。
むしろ映画化を考えて作られたような様々なシーンの展開がいいですねえ。フランスから飛行機でイギリス、次々と出てくる寺院、映画でもそちらが見る甲斐があるんじゃないかな。
登場人物も個性的な人が多い(主役が一番個性薄い?(笑))し、アクションシーンも多いので、そう言った面で面白い小説です。
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2006年04月26日

阿部司「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」


以前に食品添加物の「マジック」のことについて書かれた記事を紹介したことがあるのですが、その話の主人公である阿部司さんが書かれた本です。
この本の冒頭に書かれている、数十種類の粉を混ぜて水を入れると、とんこつラーメンのスープのできあがり(しかもインスタントラーメンのスープはこうやって出来るらしい)ってのは、そうだろうな、と思う反面、やはりびっくりです。

今では加工食品のほとんど全部に食品添加物が入っているそうで、食品に含まれている添加物についてはパッケージの裏にその使われている原料や添加物が書かれているのですが、実際に全ては書いてないそうで、たとえば、香料とか乳化剤、pH調整剤と言ったものは一括でまとめて書かれてしまう(一括表示と言うらしい)ので、書いてあるのが数種類であっても、実際には1つの食品で何十種類もとってたりする。
そんなことに全く気が付かないまま安いからとか便利だからと言うことで安易に加工食品を買って食べているという現状に警鐘をならす本ですね。

もちろん添加物でも悪くない物もあるし(極端を言えば、豆腐のにがりも食品添加物だが、入れないと豆腐そのものができない…)、きちんと添加物を見極め、利便性と安全性をきちんと考慮して食事を摂ることが大切なのですね、ということを感じさせられる本です。
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2006年04月01日

平林亮子著「会計についてやさしく語ってみました」

公認会計士 平林亮子オフィシャルサイト

酒に酔った勢いで、顔写真になぜか惹かれて(ぉぃぉぃ)ついつい買ってしまった(汗)

え〜、公認会計士の平林亮子さんがお書きになった会計の本です。
内容は会計一般についてさらっと、なんですが、文章が「やさしく」書かれていてとてもわかりやすいですね。例もなかなか普通な実例から入っているので親しみが持てる感じです。ハンバーガーがよく出てきますが(^^;;

たとえば、これまで会計関係のことをやってなくて、ちょっと会計の知識をつけたいと思われている方(今日から会社員になる新人の方とか)には、勉強の足がかりとしていいんじゃないでしょうか。
posted by ばりさく at 13:50| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

「少しは、恩返しが出来たかな」が増刷に。TBSドラマの特別帯付きで。

大橋照子のテルネット・イン「少しは恩返しができたかな」情報

以前、「原作本がなんか品薄らしい」と書いて「2月上旬増刷販売されるそうですよ」というコメントをいただいた「少しは、恩返しが出来たかな」ですが、やはりドラマ化に際して講談社から増刷されたそうです。しかもドラマの主演である二宮和也さんと大竹しのぶさんの顔写真入り帯がついて(^^)

ドラマを見る前に原作を読んでおきたい方にはおすすめかも…。そうでない方にも生きるということを考えさせられる、感動的な本です。
posted by ばりさく at 12:53| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

少しは、恩返しができたかな

【少しは、恩返しができたかな】


本のご紹介。
駒場東邦高校卓球部のエースだった北原和憲君がユーイング肉腫というガンに冒され、東大に合格したものの行くこともかなわず、19歳で亡くなってしまうという悲しい話を、お母様の話や担任の先生、卓球部の友人らとのやりとりを本にしたドキュメンタリー作品。
本には最後に少し載っているのだけど、実際の文章などは、私の作ったテーマ音楽が使われている「大橋照子のテルネット・イン」のパーソナリティ、大橋照子さんがまとめられたのだそうです。
最近ではコミック化されたり、テレビドラマ化されたりして大変話題になっているのだそう。ただ、原作本がなんか品薄らしいです。がんばって沢山出してほしいもので>講談社様

ちなみにうちにあったのは初版本でした(^^;;
posted by ばりさく at 21:31| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(3) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

今日読んでた本:「幇間(たいこもち)の遺言」(悠玄亭玉介)

「幇間(たいこもち)の遺言」(悠玄亭玉介/小田豊二)集英社文庫


1月1日の深夜にNHKのテレビで今年も延々と落語をやっているのを見ていたのだけど、その中で橘屋圓蔵師匠だったかな?途中で悠玄亭玉介師匠の名前が出てきたのでハッとこの本を思い出してしまった。で久々に引っ張り出して見てしまった。本自体は前世紀の文庫本なんだけど。
落語には幇間の話というのはよく出てきて「鰻の幇間」とか「太鼓腹」とか「愛宕山」とか、出てくる落語は非常に多いのだけど、実際の幇間の方を見る機会はなかなかない。
昔のようなお座敷遊びというものがほとんど無くなってしまった今、いわゆる女の芸者さんはそれでもきれい、日本の象徴みたいな感じで国内外の人に愛されているのに対して、芸を持ってお座敷を盛り上げるべき太鼓持ちは消え去ろうとしているのかもしれない。
その最後の幇間とも言われた悠玄亭玉介師匠が、当時の様子や歌舞伎の名優や落語の名人など当時の雰囲気を楽しく、時にはしゃれや下ネタも交えて語った内容を本にしたのがこの本。
残念ながら、玉介師匠はこの本が出来る直前になくなってしまい、本当に遺言のようになってしまった。

この本の序の後に書かれている一句(本の終わりにもご本人が言ってらっしゃるのだけど)がいい。

「倒されし 竹はいつしか 立ちなおり 倒せし雪は 消えてなくなる」

いいねえ。肝に銘じたいものです…
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2005年12月17日

久々に本を買った

そのまんま東 60歳を人生ピークにもっていく法


耳鼻科の帰りにふと本屋へ。昔は電車通勤時間が長くて時間つぶしに本を読んでいたので、よく本屋に行ってた人間なんだけど、最近はPDAでWebを切り出した文章を読むだけで精一杯でなかなか本を読む時間も気力もなくなってしまってた。私にとって面白い本がなかなかないというのもあります。

駅の下にあるその本屋はあまり品揃えがいいとは言えない。特に単行本がむちゃくちゃすくない(棚数で文庫本の4分の1ほど)。雑誌もむちゃくちゃ多い。まあ今の人にはそれでいいのかもしれないけど。
とりあえず毎週買ってるのに今週はなかなか買えなかったNewsweek(これだけは毎週買って読んでいる)を取って他に面白そうな本はないかなあ…と探していたら、「60歳を人生ピークにもっていく法」を見つけてしまった。つい先日下北半島から厳しい環境を10日間も自転車で走られてたそのまんま東さんの本と言うことで、気になって買ってしまいました。

表題の通り、60歳を人生のピークに持って行くべく節制し、お笑い芸人として、そして今では学生やマラソンランナーとしてもがんばってられるそのまんま東さんの人生観が伺えて面白いです。私もどこか相通じる人生観を持っているかもしれない。まだまだ弱くはあるけど(^^;;
posted by ばりさく at 22:56| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする